うれしいライブ

うれしいライブ

2024年10月14日

昨日10/12はHamabe主催イベント「うれしいライブ」にタカユキカトーとして出演した。
観てくれた人ありがとう!

1. 天使と悪魔のブルース
2. Mimi Electric
3. ベルベットサマー
4. 自殺の水族館
5. 七夕のお祭り
6. ピンク色の部屋

先月の「たのしいライブ」はタカユキカトー主催のイベントで、実質2バンド主催の2か月連続イベントみたいなもの。
Hamabeのレコーディングエンジニアをやらせてもらってるんだけど、その作業の時に「対バンしたいよねー」って話になって。
せっかくだからその日にライブハウスの空きをきいて、やることになった。

Hamabeはどうだった?
私はかっこよかったと思う。もっとかっこよくなるとも思うけどね。もう少しだけ何かが世間と噛み合えばもっと盛り上がるバンドだと思う。
曲とサウンドが本当に素晴らしいから。
モヤに包まれたような歌詞も良い。

こういうの、打ち上げで言うと良いよね…
(どうしたらもっとかっこよくなるとか、具体的にあったりもするから)
疲れて酔ってただの楽しい飲み会となってしまいました。それはそれで幸せじゃないですか。
また下北ロックしようね。
ありがとう。

対バンは天使たちと金田康平。
金田康平ソロアルバム「ペンギンの卵」「ペンギン・リゾート」の曲をたくさんやっていた。
3人編成のアンサンブルは素晴らしかった。
アルバムを聴いてるとカラフルな音とメロディが目立つから気づきづらいけど、金田くんのソロの曲は意外とリズムが軸になってる。
そのリズムが3人の間で合ってる、徹底的に金田くんがリズムを出して2人がそれに合わせてる、誰も何かに寄りかかっていない、だから体が揺れてくる。
私たちの祖先は太古の昔から物を叩いたり声を出したりして、ライブをしてたでしょう。
リズムがあって、良いでかい声を出してる、っていう楽しさは本能に刻まれてる。
(諸説あり)
それをちゃんとわかってるライブだったね。
まあ細かいことはどうでも良いけどかっこよくて気持ちいいライブだった。
金田くんは話おもしろいけど、その話をもっと面白くしたような。
まあまたゆっくり話そうね。
PIERROTの感想も言いたいし。

タカユキカトーは今回もバンド編成。
ベース梅津拓也、ドラムみおちゃんとのスリーピースはなんか良い。
さっきリズムの話したけど、あんま考えなくてもなんか適当に合っちゃうのが1番好き。それができる組み合わせのバンドは本当にたまにしかない。

9月も10月もみんな一生懸命みてくれてありがとう。一人一人とゆっくり話す時間はなかったけど楽しかった感想はちゃんと受け取ったつもりです。
タカユキカトーのライブは自分にとって、ジョンレノンのファーストアルバムみたいに、自分の心の深いところと向き合う時間。
別にスピリチュアルな話じゃなくて、誰かが死んで寂しいなとか、あの頃の失恋が辛かったとか、そもそも人間社会が嫌とか、普段忘れるようにしてる何かを見てみようかぐらいの。
観てる人もそういう気持ちな人がけっこういそうだなとなんとなく(しかし本気で)思ってます。
周りの人と一体になるためのライブは嫌い(周りと同じ動きかどうかの話じゃなく)で、自分が誰か確認できて、お手本やなりたい何かとは関係なくちゃんと自分でいられて、その孤独な自分がたくさん集まってるライブが好き。
今どれくらいできてるかわからないけど、そういうライブを目指してやっています。
「ロック」って非常識、めちゃくちゃ、大胆、みたいな意味で使われてるけど。
まあ言葉としてノリでそういう使い方するのは別に勝手にすればいいけど。
(心に飼われてる「ギャル」と似たようなもの)
そうじゃなくてロックは、1人1人全員が自分自身であること、混沌を受け入れることを教えてくれるものだから。
ボブディランやビートルズ以降そうなってるから。

え、何の話。

数ヶ月ライブできなそうだけど、次からは昨日までとは全然レベルが違うライブにしたいと思ってます。
もっと今のタカユキカトーに合ってる曲、豊富な物販の在庫、さらに盛り上がってる感…
頑張ってみるのでこれからもよろしくお願いします。

またねー!


お問い合わせはお気軽に!

メールフォームはこちら