ダブルオーテレサ

ダブルオーテレサ

ダブルオーテレサ

2016年4月8日

ダブルオーテレサの「青春組曲」
ボーカル植木さんのYUTO UEKI名義「APOLLO」
ギター上野智文さん(元曽我部恵一BANDのギターでもある)の「ひばりの詩」
が、3枚同時リリースとなりました〜

なぜかギターの上野智文ことトモさんと、タワレコ渋谷店で写真を一緒に・・・笑
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さてこの3枚なんなのかというと、
ダブルオーテレサマスタリング
植木さんミックス&マスタリング
トモさんレコーディング&ミックス&マスタリング
やらせてもらいました。

去年の4月にライブで山形県にいたら、植木さんからものすごい勢いで電話がかかってきて、自分がダブルオーテレサの制作に関われるとは!嬉しい!と思ったのを覚えています。
嬉しい予感は当たって、その後植木さん、トモさんのソロでもエンジニアとして誘ってもらい、これまでにない面白い仕事をさせてもらった1年になりました。

彼らが生きれば音楽ができる、と本人たちは別に思ってないかもしれないけど、自分から見るとそんな感じで。
すごいミュージシャン達です。

植木さんは、何年か前に久々に会った時には色々なことに悩みすぎていたようでほとんど会話もしてくれなかった。
その頃に作った、闇からもがいて這い上がる過程のような作品が「APOLLO」
最後に光を引き出すことができて本当に誇らしいです。
音は歌とギターとシンセとサンプリングの宅録カオス、人間の存在そのものが音楽になったと言っていいと思います。

トモさんの「ひばりの詩」は、レコーディング〜ミックスまで2日間、トモさんの家で作りました。
夏の暑い日で、トモさんは汗だくになって弾き語ってくれました。
家だから、冷やし中華とかお菓子を食べたりしたのも良い思い出。
彼が今やっているMASCOT.というカフェ?バー?レストラン?や、家族との日常、子供の頃からの夢が詰まったシンプルなアコギ弾き語りアルバムです。
植木さんとは逆で平穏を表してる感があるけど、それはそれで人間の存在を歌ってるんだなと。

ダブルオーテレサの「青春組曲」は日常じゃなくて、ロックという異空間を体現したアルバム。
ライブも入ってるけど、音質の違いとか無視してとにかく文字通り青春組曲になっているのがすごい笑
1曲目の「シグナル」が泣けます。

どれも素晴らしい作品なので、ぜひお店に見に行ってみてください!
タワレコ新宿・渋谷・池袋では試聴もできます。

そういえば、なんでトモさんと会ったのかというと映画「レッキングクルー」を見に行ったからなのでした。
内容は1960年代〜70年代のアメリカのヒットレコードの演奏をしまくったスタジオミュージシャンたちの、影の活躍のドキュメント。
http://wreckingcrewjapan.com/

ヒット曲の裏側のかなり貴重な映像、当時のカリフォルニアの映像は興味深いし、単純にきれい、そして熱気が伝わってきました。
トミー・テデスコというギタリストの息子が作っていて、家族ドラマとしても楽しめました。
ロックやポップスが好きな人、昔の音楽に興味がある人には超おすすめですよー


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