Steinberg UR28M

Steinberg UR28M

SteinbergのUSBオーディオインターフェース。
手頃なサイズで使いやすいです。

値段にしては音は良いです。
AD/DAは特にクセも個性もなく、無難な感じ。
特にADは使いやすいです。
DAは細かいミックス用途には100点はあげられませんが、これ以上を求めるならRMEか30万越えの機種にした方が良さそうです。

マイクプリはヤマハD-Preが付いていて、どんなモノでも普通に綺麗にレコーディングできます。
ちょっとホワイトノイズが多くなる場面もありますが・・・
あとラインインが2つと、S/PDIFがついているので、外部のプリが使えるのも嬉しいですね。

ラインアウトが6つとヘッドホン端子2つついているので、ライブやネット配信にもぴったり。
またこれをメインに据えると、MackieのBig Knobみたいにモニターコントローラーっぽく使えて便利。
ボリュームノブが真ん中にでっかく配置されているのは思った以上に快適です。
PCにつながなくても使えるので、メインで使わなくなったらモニターコントローラとして使うのもアリかと。

この機種の目玉はDSP機能ですね。
Cubaseで使うと、レイテンシー(音の遅れ)なしでモニタリングできます。
他のDAWでもできますが、Cubaseだと内部の機能として使えるのでめちゃくちゃスムーズです。
コンプ、リバーブ、アンプシミュレーターが付いていて、それぞれ良い音。
しかもこのエフェクトはCubase内で個別のVSTプラグインとしても使えます。
別にUR28Mをつないでいなくてもです。
リバーブに関してはPro ToolsやLogicでも使いたいぐらい好きです。
もうこれ全然おまけじゃないよね・・・
単体で15,000円くらいで売ってくれ。
話は逸れましたが、このDSP機能をうまく使うとレコーディングが便利なのはもちろん、ニコ生などのネット配信も高音質・良い質感で届けられます。

本格的なドラムレコーディング以外なら、なんでもこなせる優等生です。
高級感はないですがデザインもすっきりしていて好きです。
Cubase AIが付属してるのもポイント高いです。
初めてのインターフェースにも、1万円くらいの機種からのステップアップにも、オススメできない理由がないほど。


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