Amek 9098 DMA

Amek 9098 DMA

2021年5月15日

故Rupert Neve氏がデザインした、キャラ立ちがすごい2chのマイクプリアンプ。
1990年代のもので、当時とりあえず買っときますかってものだったと思われる。よく見かけます。

これを「クリアで突き抜ける音」と感じるか「硬くて痛い音」と感じるかは人それぞれ、どちらも合ってると思いますが。
1990年代的なハッキリした音が欲しい時に使うととっても良いです。
サイバーな雰囲気のギターとか。
ボーカルでも合う人は合います。
キック、スネアもしっかり処理すれば前に出てくる存在感ある音に。

というように良くも悪くも輪郭がはっきりして存在感ある音になる傾向。
かつ、ずっしりした感じでなく、軽快で明るく元気な音。
ハイミッドを中心に圧がある。

逆に、目立たない音、空間ににじむような溶け込むようなソフトな音には使いたくありません。
ここ最近(2021年現在)のトレンドの一つ、どっしりしたソフトで自然な音みたいのとは真逆。
ここをどう使い分けるか、センスが問われますね。
個人的には「これはAmekだ!」とハッキリ感じた時だけ使うものという感じ。特殊技。

ちなみに1chでEQつきのものもあり、ギターやボーカルならそのEQも使うとより1990年代感ましましなので、そういう世界が好きな宅録の人とかはそっちがいいかもですね。


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