ミックス・マスタリングのみの依頼ってどうなの?

ミックス・マスタリングのみの依頼ってどうなの?

ミックス・マスタリングのみの依頼ってどうなの?

2016年2月17日

タカユキカトーです。
ブログを開設してみました。

ここでは音楽・楽曲制作、レコーディング、ミックス、マスタリング、作詞作曲、音楽鑑賞などなどについて、なるべく日記でなく役に立つ情報を書いていこうと思います。
写真は特に記事には関係ない、今日のごはん(ぶりのあら汁)です。

せっかくなので早速、最近どんな感じ?を書いてみます。

最近はけっこう、ミックス・マスタリングのみの依頼が多いです。
一番新しいのだとダブルオーテレサの作品です。

「シグナル」ミックス〜マスタリングまで

「少年少女」マスタリング

ダブルオーテレサは自分にとっては先輩バンドで、一緒に作業すると色んな発見があります。
自分より凄いものを持ってる人、自分より音楽に詳しい人と仕事ができるのは幸せなことだし、たった数ヶ月でものすごい成長できるので面白いです。
今度10曲入りのアルバムが出るので、ぜひ手にとってみてください。

[ダブルオーテレサHP]
http://www.oo-telesa.com

話は戻ってなんでミックス・マスタリングのみの依頼が多いのか?というと、録音自体はいつも使ってるスタジオや家とかで済ませてしまうことがみなさん多いみたいです。

理想を言えばプロ用レコーディングスタジオで最高のプロデューサーとじっくりプリプロ(アレンジを録音しながら確認したりする作業)〜録音〜マスタリングまでやるというのが良いですが、そんなことできるのは超一流ミュージシャンのみ。音源だけで何千万円の売り上げが見込める人ですね。

じゃあ普段のスタジオとか家とかで録音した音は良くないのか?というとそうではありません。

プロ用レコーディングスタジオを使うメリット・デメリットはこんな感じ↓

  • 経験豊かなスタッフが最高の音で録音してくれる
  • 高級な機材があるので、ノイズが少なくかっこいい音が録音できる
  • 本格的な環境で作った充実感があるので、売る人も買う人もいい気分
  • 限られた時間内でうまく演奏できる技術が必要

自分で録音するメリット・デメリット

  • とにかくじっくり、自分が納得いくまでリラックスして作業ができる
  • 限られた機材で録音するとだいたいノイズが多く、音が良くない、しかもそのことに気づかない
  • どうやったらかっこいい音で録音できるかわからない

どうでしょう。
このページを見ている人のほとんどが、納得いくまで追い込んで録音したいと思っているのではないでしょうか。
ある程度センスに自信があったり、レコーディングをかじってる友人、協力してくれるライブハウススタッフがいるなら自分(たち)で録音することはむしろ強みになります。
逆に、録音してみても良い音でできてるのか全然わからないという人は、あまり自分でやらない方がいいかもですね。

ミックス・マスタリングに関しては、良い音で聴ける環境でプロがやる方が良いと思います。
料理でいう「さしすせそ」(調味料を入れる順番のお決まりパターン)のようなものがミックス・マスタリングにもありますが、ほとんどの人はそれを知らないし、学ぼうとしてもわかるまでかなり時間がかかります。
なので、録音だけ自分で済ませて、ミックス・マスタリングだけプロに頼むというのは、プロ側から見ても効率の良い方法だと思います。

興味がある人はぜひこだわりの自録り音源を持ち込んでみてください。
そして時間が許せば一緒にミックス・マスタリングして、最高の音源を作りましょう。

録音とかできるかよ!という人は、もちろんレコーディングからご依頼ください。
あとは例えば、マイク立てるとこだけちょっとアドバイスして、とかの依頼もアリかもしれませんね。
その場合、アレンジから一緒にやるとクオリティがかなり上がると思うので一度相談してみてください。

アレンジ〜プリプロ〜レコーディング〜ミックス〜マスタリングまでやった音源はこんな感じです↓

むしろ自分にできる作業は作詞作曲と歌ぐらいしかない、という場合「鼻歌からアレンジ」やってます。

携帯に録音されたアカペラ(歌だけ)音源を元にアレンジ〜録音〜ミックスしたものです↓

DJシンジさんはお笑い芸人で、コントでこの音源を使って「音痴芸」をやっています。
というわけでお笑いや演劇の音楽作りもお任せください。
一緒に作ってる感を感じながら、お互いの想像を超えたものを作れると思います。

長くなりましたが、最近はそんな仕事をしてます。
明日は、どんな音楽を聴いているかについて書こうと思います。


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