ヴィジュアル系をやってみてわかったこと -Case of KIKATO-

ヴィジュアル系をやってみてわかったこと -Case of KIKATO-

2022年10月14日

色々な十字架Vo. tinkのブログ
「ヴィジュアル系をやってみてわかったこと」
https://note.com/josinohimitsu/n/ncf9de05253f4
を読んで私も書いてみました。

2020年エイプリルフールに色々な十字架を始めてから2年半、2021年12月に初ライブしてからは10ヶ月が経つんですねー。
たくさんライブに来てくれたり、応援してくれてありがとうございます。
これからも頑張るね!

まずはtinkのブログの内容に乗っかってみます。

ヴィジュアル系のバンドは普通のバンドよりやること多くて大変と書いてあったけど、たしかにそう。
メイクしてチェキとってライブして、と朝から日付変わるまでドタバタします。
普通のインディーズバンドだと夕方にライブハウス入りしてライブして飲んで終わった〜って感じで、お金もらえるようなことやった感なかったので、今はやり切った感があって心地良いです。
小さいライブハウスのチケット2500円のイベントでも安い値段ではなくてその2500円はバンドマンよりもっと大変な仕事をしたお金かもしれないし(学生のお小遣いだとしても、親が一生懸命働いたお金だし)、人にとっては「一生に一回だけ見る憧れのあのバンドのライブ」だったりもするから、やる側は大変なぐらいでちょうどいいです。
tinkはバンド全体の仕切りもあるからもっと大変かな。いつもありがとう。

あとは恥ずかしさがなくなったっていうのは同感。
何か2000年代中盤ぐらいからは華美さがダサいみたいな雰囲気があったから、私がやってたバンド「ひらくドア」も等身大の日常の雰囲気を大事にしてました。
ヴィジュアル系をはじめたことで華美さ、がっついた宣伝とか、色々恥ずかしさがなくなった感じはします。
歳をとったとか、令和になって華美な雰囲気が好かれる空気になったのもあるし良いタイミングでした。

ここからは自分の視点で書いていきます。

ネット上のバンギャ・V系再評価

「ヴィジュアル系をやってみてわかったこと」で1番大きいのは、今現在もヴィジュアル系好きで昼夜問わずヴィジュアル系の話で盛り上がってる人たちがネット上にこんなにたくさんいるんだということでした。

・色々な十字架のMVが話題になってきた時

・先日hideさん関係のツイートがちょっとバズった時

・Twitterのハッシュタグ「ヴィジュアル系でとても楽しかったこと」がトレンド入りした時

いつも皆さん盛り上がってくださり、毎回その数と熱に驚き感動しております。
大人になってつまんねぇな、あの頃輝いてたなって感じの人もけっこういるから、時間作ってライブハウス来てもらえたら最高なんですけどね。いつでも待ってます。
(私は今38歳で、ゴールデンボンバーさんとかlynch.さんとかに同世代のメンバーがいます。
それが今ヴィジュアル系バンドはじめて急に何言ってんのってところもありますが、それを言い出すと何もできなくなっちゃいますので…
とりあえずずっとヴィジュアル系やってきた方々には頭が上がりません。)

話は少し変わり、アイドルの曲提供をしている関係で情報が入ってくるんですが、地下アイドルとかコンカフェ店員さんでちょいちょいヴィジュアル系好きな人が数人に1人ぐらいはいる印象です。
量産型・地雷系とかバブル・レトロブームとか、今の流行的にヴィジュアル系はハマりやすいと思います。

ここ数年は90年代に青春を過ごした人たちが大人になり発信する立場になったからか、ヴィジュアル系が再評価されているとかされていないとか色んな話が流れてきます。
どうなんですかね。
Twitter、YouTube、Wikipediaなどがオタクの活動にとても便利なので、ヴィジュアル系以外も色んなジャンルが深く掘り下げられ、再評価されている状況じゃないかと思います。
La’cryma Christiが「未来航路」ではなく「Sculpture of Time」で褒められていたり、当時そこまで売れてないROUAGEを割とみんな好きだったり、そういうのはやっぱり再評価と言って良いんじゃないでしょうか。
ROUAGEがまだ活動してたらキリンジみたいな立場になってたかもと思うと夜も眠れないですがもうその話はやめましょう。
90年代ヴィジュアル系の再評価が今のヴィジュアル系の盛り上がりに繋がるとより良いんですけど、実は当時のと今ので音楽のジャンルがけっこう違っていたりもするし簡単にはいかないですね。
超ざっくり言うと昔はニューウェーブ寄り、今はメタル寄りでジェントとかも入ってきてて、これらは意外とファン層かぶらないジャンル。
こういうのは長くなりすぎるのでこのへんで。
YouTubeでヴィジュアル系を発見する海外のファンの動きも見逃せないですね。

色んな状況が重なって、ヴィジュアル系の生きる道が細いながらもあるのが今なのかなーと。
80年代の勢い、90年代の大ブームがあるので、道が細いと不満な人もいると思いますが。
たぶんあの頃は良いことも悪いこともありすぎたんじゃないでしょうか。

バンギャのルール

いまだにしっかり把握しきれてないですが、バンギャのルールとかあるあるが色々あるんですね。
それを踏まえてイベント運営をしないとトラブルが起こることもあるので、慣れないと大変なことも多いです。
バンギャは好きで来てくれてるので、こちらが至らなくても誰かしらが優しく教えてくれたりして、助けられています。
色々な十字架では私が1番の社会不適合者だと思うので、嫌なことしないように気をつけます。

女形

90年代後半のヴィジュアル系大ブームの世代で、普通にメジャーなバンドを聴いていたので、ゴリゴリの女形(本当に女?ぐらいの人)はIZAMさんとmana様ぐらいでした。
お二人ともかっこいいしかわいいし面白いとは思ってましたが、女形はこうあるべきとかちゃんと考えたことはありませんでした。
色々な十字架で自分でやってみて、女形の面白さがだんだんわかってきて楽しいです。
日本の伝統文化からの流れだな〜とか、女になりきるのではなくむしろ男だから意味があるんだな〜とか。
このあいだ胸がぺったんこなのが違和感あって、試しにパッド入りのキャミソール使ってみたらそれはそれで良くなくて、あ〜この違和感が大事なのかな、少ししっかりした骨格とかがいいのかなと思いました。
(mana様は女性用下着つけてたとかもあるし、色んなやり方あるけどね。)
Jin-Machineさんやバグサミ出演の各バンドさんを間近で対バンとして観てから、より解像度が増した感じがします。

音だけでなく人を見ること

ヴィジュアル系のファンってよく音楽じゃなくて人、バンド自体を追ってるみたいな揶揄のされ方してるのを見ます。
私はバンドを好きになる時はとにかく音が好きで、やってる人のことはどうでもいいタイプです。
ヴィジュアル系も、アイドルも、宝塚も、「追っかけ」と呼ばれそうな行為は全て意味がわかりませんでした。
音源を聴き、ライブハウスで音を浴びられればそれでいいじゃんと。
でも地下アイドルの作曲編曲などの仕事をして、ライブを見せてもらううちに、音だけではなく人を追う意味がだんだんわかってきた気がします。
それがなければ今色々な十字架を楽しくやっている状況もなかったかもなーと思うので、本当に良い勉強になりました。
あヴぁんだんど、電影と少年CQ、くぴぽ、ありがとう…
他人にパワーを与える、他人からパワーをもらうことの意味。
何なんでしょうね。
感覚としてはわかっても、まだこの感覚を持ってから日が浅くてうまく言葉にはできない。
人はたくさんの人と関わって狩猟や農耕ができるから生きていける、逆に集団でなければ生きていけないという種だから、つながりを確認することが大事、とかは大きいのかな。
まーあと単純にきれいな異性が輝いてる姿を見るのは楽しいよね笑
もしかすると原始時代、祭の日にはステージに火を燃やし、その火に照らされた白塗りの男たちが歌い、鳴らし、踊り、女たちは手を上の方でヒラヒラする踊りをしていたのかもしれない…それは正にヴィジュアル系…
(想像です)
とにかく(他のバンドもそうかもだけど特に)ヴィジュアル系バンドは人と人の心の繋がりを作る力が強いから、そういう場を作るのに携われるのは嬉しいです。

今日はこんなところですかね。
まだまだこれから色んな良い発見があるといいな。


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