ユメノマの初リリース / ミックスエンジニアとの関わり方

ユメノマの初リリース / ミックスエンジニアとの関わり方

ユメノマの初リリース / ミックスエンジニアとの関わり方

2016年3月27日

桜ちょっと咲いてますね。
自転車で石神井公園を通ると気持ちいいこの頃。
ずっと公園でぼーっと座っていたいですが・・・

ユメノマ「新緑の風 e.p.」リリース

明後日29日(火)にユメノマのリリースがあります。
「空間を音で描く、サイケデリア漂うドリームポップ・サウンド」というキャッチフレーズで活動しているユメノマ。
初リリースの今作は3曲入りEPで、なんとフリーダウンロードだそうです。

ここ1年ちょっと音源制作をやらせていただいていて、ついになので楽しみ。
みなさんにも是非聞いてみてほしいです。
渋谷系とかドリームポップ好きな人には特にオススメ。

試聴はこちら↓

ミックスエンジニアとして思ったこと

ユメノマは中島さんの一人ユニットで、さっき書いた通り1年くらいかけてじっくり一緒に音源制作をしてます。
中島さんはすごく勉強熱心で、ミックスするたびに、何でよくなったのか?とかここはどういう技を使ってる?と聞いてきます。
とても熱心なので、いつの間にか聞かれなくても教えるようになりました。
教えると言ったら偉そうですが・・・・・・・

いつも中島さんは自分でCubase(音楽制作ソフト)ファイルを作ってきて、それを元にミックスを加えていくんですが、最近はこっちがいじる前からある程度整った状態で来るようになりました。

ライブやミックスの時に、自分の音がどう加工されているのか気にして、PA、エンジニアなどのスタッフにいちいち聞いていくと、自分の音も磨かれていくな〜と感じています。

逆に言えばずっと自己流でやっていると、的外れなことを何年もやって、全然お客さんに伝わらないことも。
自分のバンド時代を振り返るとそうだったと思います( ゚ω゚)
ライブもレコーディングも電気信号のやりとりなので、感覚だけではどうにもならないこと、こうすればこう聞こえるというルールが思った以上にあるんですね( ゚ω゚)

最初から最後まで一人で音楽を作ってリリースすることは基本的にできません。
どんなにセンスがある人でも、例えばビートルズは4人とも天才ですが(リンゴが天才じゃないという人は、30分校舎裏に来てください)1人ではあんな音楽は作れません。
むしろビートルズほど沢山の人を巻き込んで音楽を作った人たちは珍しいほどです。

やっぱり周りの人と、どうしたら良くなるのか知恵を絞りあって話し合って、初めて良い音楽が生まれることが多いんじゃないかと。
音楽の仕事してる人はだいたい良い音楽が好きなので、喜んで教えてくれると思います。
もしそうじゃない人がいたら、無理して付き合わなくて良いと思います

当たり前のようなことを説教くさく書いてしまいました。
とにかく、ユメノマのEP出るよ〜タダで聴けるよ〜&桜咲いてきてるよ〜ということで。
また。


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