昨日6/2に色々な十字架の新曲「凍らしたヨーグルト」が配信開始されました。
†各配信サイトへの旅の扉(リンクのこと)はこちら†
https://big-up.style/0P8GfLQbXz
†前回の物語はこちら†
色々な十字架 kikato創世記 第一章 †さなぎ†
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色々な十字架 kikato創世記 第二章 †めざめのうたげ†
織戸と出会ってぴったり20年後の2020年4月。
ティンカーベル初野がエイプリルフールネタとしてビジュアル系の曲を出したいから、タカユキさんギター役でMV出てくれません?と言ってきた。
ビジュアル系好きだし、初野のエイプリルフール曲はいつも面白かったし、よく考えることなく参加することにした。
tinkは「良いホームラン」という曲を持ってきた。
意外と良い…
ギターはなかね君(tacato)という、前にビジュアル系バンドをやってたこともある人らしい。
ギターもかなり良い…
歌をちゃんと録音した。
え、めっちゃ良い…
めっちゃ良かったからやる気が出て、打ち込みで済ます予定だったベースを勝手に弾いた。
(この時はmisujiはMV出演のみ)
とはいえ特別すごいひっかかりを感じるわけでもなく、なんとな〜くMV撮影日を迎えた。
あてぶりするからギター覚えなきゃいけないのに、現場に入ってから気づくぐらいなんとな〜く。
なんでこんなちゃんとしたスタジオ借りてんの?と驚き、言われるままに女形のビジュアル系メイクをされ、みんな良い人だし楽しくなってきて撮影が進んでいった。
楽しいのは自分だけじゃなかったようで、終わった頃にはもう誰もエイプリルフール1回だけで終わらせるつもりじゃなくなっていた。
全てがうまくいった「良いホームラン」は反響が良かったし、メンバーとスタッフのグループLINEもいい雰囲気だったから、ビジュアル系(特にROUAGE)を聴き直すことが増えていった。
プログレやポストパンク、80年代歌謡曲を知った耳で聴くビジュアル系は昔以上に良く感じるな〜と改めて思う。